5年生理科 研究授業
11月12日(水)に、西彼杵郡の理科部会の研究授業が本校の5年生を対象に行われました。
「ものがとける量には限界があるのだろうか?」という問いを立て、子どもたち一人ひとりが真剣に考え、学びを深めました。
授業の冒頭では、この問いに対する仮説とその根拠を各自で立て、グループや全体で自分の考えを活発に交流しました。
続く実験活動では、「条件を揃える」ことや「溶かす量を少しずつ変える」ことなど、実験の手順や方法を子どもたち自身で考え、工夫しながら取り組みました。主体的かつ協働的に実験を進める姿が見られました。
実験結果が出た後の考察では、子どもたちは再び「ものがとける量には限界があるのだろうか」という最初の問いに戻り、実験で得られたデータを基に考えることができました。
参観に来られた先生方からも、このような子どもたちの主体的に学ぶ姿や、粘り強く実験に取り組む姿に対し、たくさんお褒めの言葉をいただきました。
昨年度までに国語科で培ってきた、自ら「問い」をもち学びを深める力が、今回の理科の授業でも大いに生かされており、教科を超えて学びがつながっていることが大変すばらしかったです。
今後も、全ての子どもたちが自ら学びに向かい、大きく成長できるよう、職員一同、より良い学習指導法の研究に努めてまいります。